裸 (はだか )の王 ( おう ) さま
(アンデルセン童話)
ある国に、洋服 ( ようふく )が大 (だい )好 (す )きな王さまがいました。
王さまは、きれいな服を買うために、自分のお金 (かね )を全部使ってしまいます。
お城 (しろ ) では、一時間ごとに服を着替 (きか ) えては、みんなに自慢 (じまん )をしている
のでした。
王さまの国に、二人の男がやってきました。
男たちは「私たちは、世界で一番 (いちばん )美しい布 (ぬの )を織 (お )って、きれいな服
を作ります。」と宣伝 (せんでん )をしました。そして、「その服は、間抜 (まぬ )けな人に
は見えないのです。」とも言いました。
男 (おとこ )たちのことが、間 ( ま)もなく王さまの耳 (みみ ) に届 (とど )きました。
王さまはすぐに、「私の服を作 (つく )れ。」と、男たちに命令 (めいれい )しました。
男たちは、すぐに布を織り始めました。でも、本当 ( ほんとう )は、何もしていな ...
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